【住宅】新築VS中古 私なりの見解
本日は、本業の住宅営業の目線からよくある質問にお答えしていこうかと思います。
①新築がいいのか、中古がいいのか
②マンションがいいのか、戸建てがいいのか
③購入したほうがいいのか、賃貸のままでいた方がいいのか
この3つは永遠に消えないかもしれませんね。
もちろんどれもメリットデメリットがありますので、自分に合ったものを選択すれば良いのかなと思います。
実は私は注文住宅の営業をしておりますが、住んでいるのは中古分譲マンションです。
もちろん新築住宅は本業なので詳しく知っておりますし、中古マンションも住んでいるので知っております。
私の経験を少しでもお役立て頂けましたら幸いです。
本日は①の新築VS中古をお送りいたします。
①新築がいいのか、中古がいいのか
『リセールバリュー(再販価格)重視なら中古』
・新築の場合、住んだ時点で価格が大幅に下落する(住んだら中古になる)
→戸建ての場合は、築20年経過で建物の価値はほぼ0円になる。
ただし戸建ての場合は、土地の価値が状況が変わらなければ下がりにくい。
→マンションの場合は、築20年までの価値下落が大きいが、
戸建て程価値が下がりにくい傾向がある。
・戸建てなら『長期優良住宅』の中古がオススメ
→住宅の寿命は30~35年と言われている為、20年を超えると高値での売却
は難しくなります(高く売れるパターンは土地の値段が上がった場合が多い)
→長期優良住宅は、簡単に言うと60年以上安心して暮らせるお家だと国にお墨付
きを貰った住宅となりますので、価値が下がりにくい住宅となります。
・マンションの場合は『築20年以上』の中古がオススメ
→先述の通り、建物の価値は新築~20年の下落率が大きいのです。
逆に言えば築20年を超えたら価値の下落率は緩やかになります。
『新築のメリットはやはり設備の良さと綺麗さ』
・戸建てにしてもマンションにしても最大のメリットは最新設備と綺麗さ
→最新設備を備えていることが多く、機能や省エネ性は中古にはない大きな魅力
→当然誰も住んでいないので、一生に1度あるかないかの大きな買い物をした
という満足感や達成感は中古にはない魅力!!
→当然新品の設備なので、耐用年数も長く一度新築を購入・建築した場合、
しばらく設備等の大きな故障はない傾向にある。
→新築だと長期保証がついている場合は殆どで、何かあっても安心できる
(新築住宅の場合は瑕疵担保責任というものがあり10年保証が基本)
→中古だと設備も中古なので、購入後あちこち交換しなければいけないなど
住んでからお金がかかる場合が多い(私も中古マンションリフォーム後、トイレ
が壊れて数十万の急な出費が出たりしました)
結論
『将来的に売却を視野に入れている(住み替えを検討)する場合は中古』
『将来的に売却する予定がないと考えている場合は新築の方が安心できる』
あくまでも私の私見ではありますが・・・。
私も中古マンションを購入しましたが、最終的に子供が出て行ったら今のマンションを売却もしくは賃貸で手放し、戸建ての新築住宅に住み替えをしようと考えております。
新築にしても中古にしても大きな買い物ですので、
いずれにせよ営業マンの言うことを鵜吞みにしないよう、しっかり勉強し、調べてから購入することをお勧めします。
私が言うのもあれですが・・・(笑)