【株式投資】株主優待銘柄投資についての私見
今回は「株主優待投資」について書いていきます。
最近株主優待は話題ですね。(夜更かしの桐谷さんの影響?)
念のため、株主優待とは簡単に言うと株主に対するプレゼントです。
保有数に応じて、クオカードだったり、自社商品やサービス券、カタログギフトなど様々なものがございます。
このプレゼントを目的に株式投資をしている方も多いのではないでしょうか?
メインではないですが、私もそのうちの1人です。
株主優待投資の魅力は「優待選び」ではないでしょうか?
どの優待を貰おうか調べているのは、ネットショッピングに近い感覚があります。
私もどんな優待があるのか調べ、どの優待を貰おうか考えるのは非常に楽しいです。
ですが、当然「優待が魅力的だから」というだけで購入するのは危険です。
そこで私なりに株主優待についての注意点を書かせて頂きます。
①株主優待はあくでも「おまけ」
魅力的な株主優待を出している会社=優良企業とは限りません。
もちろん株主還元意識が高い優良企業もありますが、資金集めの為に株主優待で株主を集める経営状況があまり良くない会社もまぎれていることは忘れないで下さい。
その会社の経営状況や株価等もある程度意識しないと損をする可能性があります。最悪のケースでは会社の経営状況が悪くなり優待廃止なんてことも。
私の判断基準は「売上高と売上純利益が右肩上がり」で、後はリスク許容度による好みということもご参考に。
(あれこれ考えすぎたら気軽に投資ができない。大事なのはトレードをたくさんして相場観を身に着けること)
②総合利回りを意識しよう
総合利回りとは、「配当利回り」+「株主優待利回り」のことを言います。
良い株主優待を貰うのも大事ですが、せっかくなら配当金も意識して貰えればより良いと思います。
例えば、人気の株主優待銘柄「KDDI」だと、100株以上所有で「3000円分のカタログギフト」に加えて、配当金も1株あたり65円~70円貰えます。
最悪株主優待が無くなっても、配当金は貰えるのであれば所有し続ける理由にもなります。
(オリックスのように、株主優待を廃止してその分配当金の方を強化することを公言している企業もあります)
人気株主優待ランキングなんかを参考にして銘柄を決めていくかと思いますが、保有数と保有期間に注意してください。
基本的には100株単位ですが、中には200株からとか500株からという銘柄もあります。
また保有期間も1年以上とか2年以上というのも増えてきておりますので注意してください
(この場合の保有期間は、半年に1回の株主名簿に2回載ること。つまり中間決算と決算時の権利確定日に連続で保有している必要がある)
後はたまに罠があり、楽天証券などで調べた時と企業の最新情報が違うことがあります。
楽天証券では保有期間なしでも、最新情報で改悪となり保有期間1年以上になってしまって売却した経験はあります。
ですので、購入する際は「会社HPのIR情報は必ずチェック」してください。
私は上記3つさえ意識して入れば、後は好きなものを選べばいいと思います。
優待利回りを気にするのも大事ですが、その会社の商品を使ってみたい、お得に利用したい、単純にその会社の商品が好きで株を持っていたらもらえるのでラッキーなど何でもいいと思います。
株式投資の本質は、買った企業を応援したいという気持ちだと思いますので。
そういう意味では、株主優待投資は株の本質に近い投資かもしれませんね。
株主優待投資をメインにするのは私はあまり良くは思いませんが、単純に楽しいですのでちょいちょい買って優待を楽しむのは大賛成ですので、是非ご参考にして下さい。