TAKEさんの配当金100万円生活への道!!

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【株式投資】高配当投資について私見

本日は高配当投資の魅力と注意点について書いていこうと思います。

 

以前のブログからお伝えさせて頂いているように、私は高配当株投資をメインで行っております。

高配当株投資は、買う銘柄と買うタイミングさえ間違わなければほぼプラスになる投資方法です。

逆に言うと、銘柄選びと高値掴みをしてしまうと、マイナスになってしまいやすい投資方法でもありますので、

今回はその辺も踏まえて解説していきます。

 

まず高配当株投資の魅力は何といっても「キャッシュフロー」ですね!

配当金は好きなものに使ってもよし、違う銘柄や保有している銘柄に再投資してもよしですので、非常に使い勝手が高いですね。

 

また半年先や1年先の利益が読みやすいので、キャピタルゲイン狙いと違って株価が上がった下がったで右往左往しなくていいので、初心者にはやりやすい投資方法だと思います。

 

高配当株投資の私なりの注意点は以下になります。

 

◎銘柄選び

配当利回り4%以上の銘柄で経営が安定している企業

私は選ぶ段階では5%以上の銘柄を選びますが、4%以上あれば高配当だと思いますので4%以上の銘柄をまず選びます。その中で経営が安定している企業を選んでいきます。

企業が安定している企業の基準については、難しいところではありますが、私は「売上高と売上純利益が右肩上がり」の株をとりあえず選んでおけばいいかなと思います。後は、自己資本比率等色々判断材料はありますが、そこは好み(リスク許容度)かなと思います。

ただ赤字だったり、売り上げや売上純利益が年々マイナスになっているような企業は、減配・無配リスクがあるので、あまりオススメしないです(短期投資なら考えてもいいが、中長期投資は×)

 

②複数のセクター(業種)に分散投資

高配当株投資の銘柄を選んでいく上でハマりがちなことに「セクターが偏る」ということがあります。

例えば、「海運株」は超高配当銘柄が多く、配当利回りランキングを見ると海運銘柄がほぼ独占と言ってもいいくらい海運株ばかりです。いくら分散投資していても、持っている株が海運株ばかりではリスク分散出来ておりません。得てして同じセクターは似たような値動きをしますので、どこかが下がれば海運株全体が下がります。

分散投資で大事なのは、銘柄ではなく複数のセクターに分散することなのです。

 

③景気敏感株とディフェンシブ株を半々で分散投資する

景気敏感株とは、景気の動向に左右されやすい値動きが不安定な株のことで、代表的なセクターでいうと海運や空運、鉄鋼などの素材産業や設備関連銘柄、自動車等の不況時は在庫過多になったりして生産が落ち込むような銘柄です。

一方ディフェンシブ株とは、景気に左右されにくい値動きが比較的安定している株のことで、代表的なセクターでいうと、医薬品や食品、電気ガス等のライフラインに関する銘柄など、不景気でも普段の生活に必要な物を扱っている銘柄です。

景気敏感株は、値動きだけでなく配当金も高額になる傾向になる一方、不景気になると値下がりや減配リスクがセットになってきます(リスクとリターンは表裏一体)

一方ディフェンシブ株は、大幅なリターンはあまり望めないが、毎年比較的安定した値動きをしているため、不景気の時に本領発揮します。

セクターの構成比(セクターローテーション)としては、やはり上記を半々に、さらにセクターも限りなく分散できればよりリターンは安定するかと思います。

 

④高値掴みを絶対にしない。

こちらに関しましては別記事で更新予定としております。

時間がかかってもいいので、極力底で買えるように粘り強く買っていきましょう

途中値上がりした株は縁がなかったと思ってあきらめる。

 

 

以上の4つをしっかりできれば、そうそう負けることはないと私は思います。

 

次に配当利回りが高い銘柄について私の考えを書いていきます。

 

配当利回りランキングに載っている銘柄は、基本的にはハイリスクの銘柄が集まっております。

特に今は海運株は、配当利回りが異常に高いです(商船三井日本郵船配当利回り15%超とダントツ)

実際私も両銘柄は1年以上保有しており、含み損にはなっておりますが、今までの配当金がかなりありましたので、結局大きな利益をもたらしてくれたのもこの2銘柄になります。

 

よくこのような銘柄を「罠銘柄」なんて表現をされることもあるのですが、

私の考えは「集中投資しなければ、買っていい」と思っております。

 

商船三井を例にとります。

 

まず商船三井の直近の配当金(予想も含む)は以下の通りです。

 

22年3月 900円(株式分割後300円×3)

22年9月 300円

23年3月 250円

23年9月 150円

24年3月 120円

 

見事な右肩下がりです。

ただ株価が3200円前後ですので、十分高配当です(仮に24年の3月9月共120円でも7~8%あります)

私は22年の3月から持っており、現在の平均取得単価は3460円ですので、現在約8万円の含み損です。

しかし、仮に今株を売ってもトータルでは約10万円のプラスです(税金は考慮してない)

さらに次の3月まで保有していればトータルでは約17万円、9月まで保有で22万円のプラスとなりますので、

仮に24年3月まで持っていれば、株価が2340円以下(-1120円)にならなければプラスになります。

業績から見てもそこまで下がることはないと思いますので、私は少なくとも今年の9月までは持っていると思います。(恐らく24年3月も高配当なので持っていると思います)

 

ですので、罠銘柄が必ずしも悪いとは思いません。

上記でもお伝えしている通り、集中投資をしなければ利益を増やしてくれる銘柄なので、リスク許容度に合わせて持っていくのも私はありだと思います。

 

以上の事から、

分散投資(セクター分散)をしてリスクを抑え、高配当利回りの株でリスク許容度の範囲でリスクを取る

ということが大事だと思います。

 

以上です。