【住宅・不動産】住宅ローン 銀行の選び方
本日は、住宅ローンを利用する銀行の選び方について解説致します。
住宅ローンを利用する銀行や金融機関は大きく分けて下記の4つとなります。
比較的地域によって特徴がありますので、詳しくは今お住いの地域の銀行を調べてみるといいと思います。
今回は、おおまかな特徴と注意点等を書いていきます。
三井住友銀行、東京三菱UFJ銀行、みずほ銀行といった、誰もが知っているメガバンクです。こちらの銀行ももちろん住宅ローンを取り扱っております。
大企業にお勤めの方や高年収の方や公務員の方など、いわゆる「属性がいい方」はメガバンクだと金利優遇や団信に八大疾病がつく等有利な条件で借りれることが多いです。
全国に支店がありますので、いつでも銀行を利用できるのはメリットになります。
デメリットは、田舎に弱いことと、勤続年数や勤め先、年収など条件が比較的厳しいことです。勤続年数が浅い方やお若くてまだ年収があまりない方にはおすすめできないです。
②地方銀行
こちらは比較的融通が利く場合が多く、各地域によって特徴があります。
メリットとしては、地域密着型ですのでその地域にずっと住むのであればATMや支店などが多く使い勝手がいいこと。
後は、地銀同士ライバル意識がある為、他の地方銀行で検討していると伝えれば金利や審査などを頑張ってくれる銀行が比較的多いので、融通が利くことと地域密着型なので、地方はメガバンクより根強い人気があります。
こちらは各銀行でも取り扱っている商品ではありますが、住宅金融支援機構が扱っている住宅ローンで、20年とか35年とか50年とかの固定金利が特徴です。
大きなメリットは、勤続年数が短くても、持病などがあり団信が入れない場合や、土地に問題がある場合(土地の担保評価を見ない為)など、借りる方や建築地に問題がある方でも比較的借りやすいです。実際にフラット35でしか住宅ローンが組めない方は多いです。
デメリットは、固定金利しかない為、変動金利に比べて金利が高いことです。
ただこれは考え方で、固定金利で安心感を買うというのもありますし、必ずしも将来を見れば固定の方が損とも言えません。
私は万人に対応できるという点では比較的オススメではあります。
④ネット銀行
こちらはauじぶん銀行など、ネット銀行が扱っている住宅ローンです。
最大の特徴は金利が安いことです。
ただ私はあまりネット銀行はオススメしません。まずネット銀行だとハウスメーカーが扱っていないパターンが多く、基本的には自分で対応しなければいけないです。住宅ローンは多くの方が初めての経験だと思いますし、非常に大事なうえ、手続きをミスれば延滞金や違約金等が発生するケースも考えられますので、難易度が高いです。
また金利は安いですが、手数料だったりその他の費用が高めに設定されておりますので、上記①か②の方が最終的に金利があまり変わらないうえに、手数料が①②の方が安く担当者がやってくれるということになるのではないかと思います。
こちらは同業者等住宅ローンを何回も扱っている方以外はオススメしません。
いずれにせよ、住宅ローンは非常に難しく複雑なので、勉強をしっかりする必要があります。
間違っても金利だけで選ばないよう注意ですね。
以上です。