【注文住宅】土地から新築住宅を建てるまでの間違いない進め方
いつも御覧頂き誠にありがとうございます。
本日は、昨日とは違うテーマで書かせて頂こうと思います。
私の本業は、某ハウスメーカーの住宅営業をしておりまして、そこからテーマを1つ
『注文住宅を土地から進める場合の間違いない進め方』について解説させて頂きます。
最初に注意点ですが、
このブログは、本業の成績アップや売込みをするつもりは全くございませんので、私が勤めている会社名や地域、特定のハウスメーカーを勧めるもしくは誹謗中傷することはございませんので、ご了承いただけましたら幸いです。
まず結論からお伝えさせて頂きます。
『建てるメーカーを決めてから、そのメーカーの方と一緒に土地探しをして下さい』
地域によって多少進め方が違うことはご了承頂きたいのですが、
建てるメーカーを決めてから土地探しをした方が不要なトラブルを避けれるケースがございます。
ここで大事なのは、
①ハウスメーカーによって建て方が違う=土地の向き不向きがあること
②不動産屋ではわからない建築会社ならではの視点で落とし穴がわかること
①については、ハウスメーカーを決めるということは工法も同時に決まってしまいます。
工法が決まっているということは、工事の仕方や建て方も変わってきます。
特に大手ハウスメーカーの場合、独自の技術や工事の仕方がございますので、土地によってはそのメーカーで建てられないということもございます。
大都市圏の場合は道や土地が狭いことが多いため、特に注意が必要です。
購入した土地が住宅を建てるのに適せず、土地資料を持って各メーカーのモデルハウスを回っているという光景は2~3カ月に1回くらいのペースで見ます。
そして、最終的にはその土地が売りに出ているということは珍しくありません。
そうならない為にも、まずは建てるメーカーを決める!ということは徹底された方がよいでしょう。
②については、不動産屋と住宅メーカーの視点の違いが関係してきます。
不動産屋については土地のプロですので、『土地そのものの価値や立地』を中心に見られていることが多い印象です。(土地の詳細がわかっているのは当然として)
一方住宅メーカーは『この土地に住宅を建てる』ということを中心に見ています。
不動産屋とのやり取りの中で、「後はハウスメーカーさんでどのような配置や間取りになるのか検討してくれると思いますよ」と不動産屋の担当者がお客様にお伝えしていることは多々ございます。
こちらに関しましては、『建築基準法』や『条例』等が関係してくるところで、
例えば第1種低層住居専用地域というところでは、高さ制限があり基本的には2階建て以上の建物が難しい、南側の土地の方は北側の土地の方の日当たりを確保する為、北側を開けたり屋根の角度等を調整する必要がある(北側斜線制限)など、各地域ごとに制限があるケースの方が多いですので、こちらについてはハウスメーカーの方が詳しいです。
一見すごく良い土地に見えても実は法令関係が厳しくて実は思った間取りが出来ないというケースはよくあります。
ですので、重複致しますがまずは建てるメーカーを決める!ということは徹底された方がよいでしょう。
住宅業界も結構長いので、他にも住宅ネタはたくさんありますので小出しにしていきます(笑)
本日は以上となります。
最後まで御覧頂きありがとうございました。